当クラブに関わる全ての皆様へ

平素はチーム活動にご理解、ご支援いただき、誠にありがとうございます。

2023年10月1日に実施された、高円宮杯JFA第35回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の兵庫県大会2回戦において、当クラブジュニアユース所属のトップチーム選手2名(いずれも中学3年生)による以下の不適切な言動について、当クラブに関わる全ての皆様へご報告させていただきます。

<事象1>
試合中、相手選手のボールを奪うために味方選手がボール保持者に対してアプローチをした際に、当クラブ選手1名が暴言。

<事象2>
試合終了後、事象1とは別の当クラブ選手1名が、主審に対して暴言及び不適切な言動。

<処分内容>
当該事象の選手2名は、兵庫県トップリーグ昇格決定戦決勝戦及び兵庫県クラブユース選手権秋季大会1試合の計2試合を出場停止(ベンチ外)とする。

<クラブの見解>
本事象の原因は当クラブの指導力不足であり、皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。

当クラブは、選手、スタッフ、保護者の皆様を含めた全員で自律・自立した人材・選手の育成に取り組んでいますが、今後はより一層スタッフが自律・自主の重要性を率先垂範致します。

当クラブに所属する選手たちは、対戦相手、レフリーをリスペクトし、言動や判断といった外的要因に左右されず、全力でプレーに取り組む意識を育んで欲しいと考えております。

それこそが、当クラブが掲げる“自律・自立”だと考えます。

今回、当クラブを代表して戦うトップチームの中学3年生が、全国大会に繋がる最後の公式戦で、このような言動をとってしまった事をとても深く受け止めており、彼らの今後の成長を踏まえ、このような言動は決して許容できないと判断しました。

中学3年生は公式戦敗退の時点で引退であり、今回の処分は個人にとっても全国を目指すクラブ全体にとっても極めて重たい処分であると考えています。当該選手については、処分解除後に、試合に出場できるかは未定ですが、残された期間で自身やクラブに対して何をすべきか、何ができるかを念頭に置いた活動をお願いしたく思います。

クラブとしても、重要な公式戦で主力選手を欠く事は大変残念ですが、それ以上に本人はもちろんのこと、クラブの全選手に事態の重大さを理解してもらう事が今後の彼らにとって最重要であると判断し、厳正な処分、クラブ内外への周知、そして更なる自律・自立を目指した指導の徹底により、再発防止に努めたいと考えております。

本件をクラブの更なる成長のきっかけとしても真摯に受け止め、改めてフェアプレーの重要性やリスペクトの精神について考え、クラブが一体となり、体現して参ります。

変わらぬご理解、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

2023年10月16日
クラブオーナー 橋本 英郎
ジュニアユース監督 小西 雄大