Jrユース 2020.05.08 ジュニアユーススポーツ心理学アドバイザー紹介 初めまして。株式会社BorderLeSS代表取締役兼CEO、スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士の筒井香です。 2020年4月より、プエンテFCのジュニアユースに、スポーツ心理学アドバイザーとして携わることになりましたので、ご挨拶させていただきます。 これまで私は、大学で人間行動学、臨床発達心理学、スポーツ心理学などの学問領域から、「人間とは何か」ということを広く学び、また、大学院では研究活動を行い、“個別性を重んじたポジティブシンキングの多様性”に関する理論を構築しました。 こうした背景から、選手に携わるときには、人としての“共通性を大事にする”と同時に、「世界に同じ人は一人としていない」という“個別性を大事にする”、この二つの側面を大事にしています。 特にプエンテFCでは、心理学の視点から、子どもたちお一人お一人の「人として、そしてサッカー選手としての心の成長とキャリア形成」を目指して携わらせていただきます。 なぜなら、これからの未来のアスリートに求められるのは、「競技だけをしていれば良い!」「引退してから次のキャリアを考えれば良い!」という一つのキャリア形成ではなく、人としてのキャリアの中にスポーツ選手としてのキャリアも含めた「包括的なキャリア形成」をしていく力であると、国内外で考えられているからです。 こうした「デュアルキャリア」という考え方を広く日本に広めるため、私は平成27〜29年度のスポーツ庁委託事業「スポーツキャリアサポート推進戦略」アスリートキャリアアドバイザー育成研修プログラム修了し、現在はアスリートキャリアアドバイザーとして活動しています。 この経験をプエンテでも活かしていきたいと思います。 素晴らしいサッカー選手に成長するためには、サッカーをする時間、ピッチの中にいる時間はとても大切です。 でも、サッカーをしていない時間、ピッチの外にいる時間の方が圧倒的に長いと思います。 だからこそ、サッカーの時間だけではなく、学校や家での時間をどう過ごすと良いかを、常に考えることが大切になります。 こうして、ピッチの中でも外でも、「成長のプロセスの歩み」を進めることができれば、本当の意味での「全てはサッカーのために」ということに繋がっていくと思います。 美味しい野菜に成長するためには、しっかりと畑の土を耕す準備がとても大事だと言われています。 素晴らしいサッカー選手に成長するためにも、サッカー以外の時間やサッカーをするウォーミングアップの時に、しっかりと心を耕すことを習慣化できるようにトレーニングをしていきたいと考えています。 子どもたちの心理、キャリアに携わる心理職としての役割を全うできるよう、私自身が日々「成長のプロセスの歩み」を進められるように努めます。 長くなりましたが、弊社では、未来のアスリートからトップアスリート、指導者、保護者の皆様、そしてパフォーマンス向上を目指す全ての人に、心理学に基づく「デュアルキャリア教育」と「メンタルトレーニング」の提供を目指して活動しております。 ご興味ございましたらHPもご覧いただけますと幸いです。 https://www.borderless-japan2020.com/ また、心理学に基づく情報発信は、以下より行っております。 Twitter:@PhD_Kaoriと検索(筒井香@BorderLeSS ) メルマガ(無料):https://www.sposuta.com/mailmagazine それでは皆様、どうぞよろしくお願いいたします。 スポーツ心理学アドバイザー 筒井香 株式会社BorderLeSS代表取締役兼CEO 博士(学術) スポーツメンタルトレーニング指導士(日本スポーツ心理学会認定) アスリートキャリアアドバイザー(平成27〜29年度のスポーツ庁委託事業「スポーツキャリアサポート推進戦略」アスリートキャリアアドバイザー育成研修プログラム修了) スポーツ心理学研究で博士号を取得し、その後、スポーツメンタルトレーニング指導士として、子ども達からオリンピック・パラリンピック選手、プロスポーツ選手に携わっている。海外に拠点をおく選手に対しては、環境適応のストレス対処のサポートも行う。専門のアプローチ方法は、認知行動療法に基づく、個人特性に応じたポジティブシンキングの構築。モットーは、心理学という学術的根拠に基づく、実践的なメンタルトレーニングを提供すること。現在は、株式会社BorderLeSSを起業、代表取締役を務める。心理学を活用した多領域の専門家とのアスリートキャリア支援や、スポーツを頑張る親の学び舎「スポスタ」を立ち上げ、子どもの包括的な人生設計に重要な理論と実践方法を伝えている。また、複数の大学で非常勤講師を務めながら、実践活動の自己研鑽のため、研究活動や学会発表、論文投稿も行う。 前の記事へ 一覧へ 次の記事へ 関連の記事 Jrユース 2020.06.16 リスタート! Jrユース 2021.10.02 10/15(金)ジュニアユースチーム練習体験会❗️ Jrユース 2020.05.19 岡田メソッド指導者研修①ガイダンス