Jrユース 2020.04.15 岡田メソッド導入について(橋本英郎) こんばんは!代表の橋本です。 今回は、ジュニアユースで始めるトレーニング内容に岡田メソッドを導入するということについて書きたいと思います。 そもそも岡田メソッドとは何なのか? 皆さんの中でもここが1番理解出来ていない方がいらっしゃると思います。 簡潔にいうと 『サッカー選手として必要な要素を詰め込んだ型』 を教えるための方法です。 『型』とは、サッカーの中でプレー選択する際の方法論になります。判断の基準ですね。 例えば、ドリブルして相手をかわす方がいいのか、パスにて局面を突破する方がいいのか。 そこで『型』がある選手は選択肢が何パターンか持っている事になります。感覚ではなく、考えられるようになっています。 今までの育成年代、特に中学生年代では、個人的な技術にフォーカスする事が多いです。 それを、岡田メソッドではチーム戦術にフォーカスします。 チーム戦術とは、フォーメーションだったり、ボールの回し方、得点する為の形をチームとして考えて行動する事です。いわゆるチームとしての戦い方ですね。(簡単に言えばチーム方針) どのチームもやっているよってお思いだと思いますが、事細かくやる事していないと思います。 チームの戦術を理解した中で、個人戦術を鍛える。この作業を中学生年代でする事で、高校生に入った際に、プレーの選択肢を多く持てます。 この考え方を知った時に、自分が関わるジュニアユースに導入したいと思いました。 なぜならプレーヤーとしての成長速度をあげられるからです。 プレーの幅が広がる。岡田メソッドをやってきていない選手より様々なプレーの考え方を持っている。 わたし自身が手にしてきたものを育成年代のはじめの時期に手にする事ができる。 これは先々の成長を助けると信じています。 個人戦術について、少し補足しておきます。 わたしたちのスクール、ジュニアユースでの個人戦術は、止める、蹴るのところになります。(蹴るにはドリブルも入ってきます) それをしっかりする事でいい判断ができると考えています。 それをベースに岡田メソッドを取り入れてジュニアユースでトレーニングしていきます。 またこれからも岡田メソッドについて書いていきたいと思っております。 橋本英郎 ※プエンテFCとは…明石と神戸を中心に、サッカーチーム(ジュニアユース)、サッカースクール(小学生~中学生)、運動教室(幼稚園~小学生)を運営。サッカーの技術や運動神経向上のために個別指導を大切にし、「子供達が自ら学びたい、親が学ばせたいNo.1の学びの場(習い事)」を目指しています! 前の記事へ 一覧へ 次の記事へ 関連の記事 Jrユース 2020.05.27 岡田メソッド指導者研修⑧プレーモデル:個人とグループの原則(守備) Jrユース 2020.05.20 岡田メソッド指導者研修②コーチの役割 Jrユース 2020.05.21 岡田メソッド指導者研修③発育発達