コラム 2019.09.16 ジュニアユースチーム監督の田原です! 2020年4月から本格始動するプエンテFCジュニアユースチームの監督を務めさせていただく田原新二と申します。 正直、他のスタッフに比べると華々しいサッカー経歴などはありません(笑) 世代的には小学校時代はサッカーはマイナーな競技で、夏は野球、冬にサッカーの時代です。 高校から社会人まではサッカープレイヤーとしてピッチに立っていましたが、戦術などの情報が乏しく、海外サッカーを目にするのはW杯とトヨタカップぐらいでした。 そして、まだまだフィジカルと根性論が大勢を占めていました。 当時はサッカーをプレーするのは好きでしたが、観るのは野球、そして実は巨人ファンでした。世代的にわかる人はわかると思いますが…(^^) さてそんな私が 10 年以上前に指導者としてスタートする時に買った本が… 『できるクラスの育て方』 もちろんサッカーの本も読みますが、サッカーのチームプレーについての情報は書かれていても、 普段の生活面まではさすがに触れられていません。小中学生年代においてはプレー以外に生活面、言動、行動においての規律についても学ばないといけません。そのために学校教育の現場をまず参考にしたいと思い、この本を手に取りました。 私が小学生の時に所属していたチームは割と規律が厳しく、当時はうっとうしく思うこともありました。ある大会で優勝、準優勝、3位と表彰があり、その他にマナー賞というものがありました。その時コーチに「マナー賞を狙う」としつこく言われていたのを覚えています。 マナー賞とは、大会期間中試合中は当然、試合以外でも挨拶、姿勢について厳しく大会役員から審査されます。いつどんな時に見られているかもわかりません。 コーチ曰く「優勝は勝ち続ければできる事、でもマナー賞は気を抜いたら終わり。だからある意味優勝のほうが簡単」と言われました。そしてその大会見事マナー賞を受賞し、コーチにすごく褒められたことを覚えています。 プエンテFCではもちろんサッカーで結果を残すことを目標とします。 それ以前に、規律もあり、それぞれが人間的にもプレイヤーとしても魅力的な 「かっこいいチーム」を目指したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 前の記事へ 一覧へ 次の記事へ 関連の記事 コラム 2020.01.23 小学生時代の放課後の過ごし方 コラム 2017.07.19 【現役の眼】元日本代表MF、橋本英郎が指南する「巧いボランチの見極め方」 コラム 2018.06.26 【橋本英郎】ガーナ戦で顕著だった攻撃の迫力&アイデア不足。興味深かったのは柴崎の…