コラム 2019.10.14 【コラム】道(ジュニアユースチーム田原監督) 田原です! 今ラグビーが熱いですねー。 かく言う私もこの機会に初ラグビー生観戦を果たし、すっかりにわかファンの仲間入りとなりました。 正直ルールの理解は微妙なのですが、生身の体と体がぶつかる音やチーム一丸となって守りそしてボールを運んでいく姿には本当に感動させられました。 ラグビーといえば屈強な選手同士のコンタクトや圧倒的なパワーが必要なため、 日本の選手よりも海外選手のほうが有利なのは否めないところだとは思いますが、前回大会と今回の大会においての日本代表の戦いぶりには目を見張るものがあります。 その原動力が 「JAPAN WAY」 「日本人の武器は速さ、そしてハードワークを好み一体感がある事だ」 前監督のエディ・ジョーンズ氏が日本の進むべき道を見出し、それによって 日本のスタイルが世界に認められるまでのチームとなりました。 サッカーでも日本サッカー協会が提唱している「Japan’s Way」というものがあります。強豪チームのコピーではなく技術力、組織力、勤勉性などなど日本人が得意とするその特徴を生かしサッカーに反映し日本独自のスタイルを形成しパワーや体格で劣る海外勢に対抗しようとするものです。 これを体現したのが2011年の女子ワールドカップでのなでしこジャパンの優勝であり、その後の海外での日本人選手の活躍と少しずつですが実を結んで結果として表れてきています。 先日世界陸上大会がドーハで開催されていました。それこそ陸上競技は欧米の選手にまともにやると太刀打ちできる競技など限られます。しかしここでも日本人ならではの戦略が垣間見られるものがあります。男子のリレーですが、各国選りすぐりの選手がそろう中日本チームはただ走力強化だけでなくバトンの渡しかたの「技術」を磨くことにより日本独自の武器を手にいれもはや表彰台の常連となっています。 そして今回、混合4x400mリレーという競技があり、男女2名ずつが参加しますが、ほとんどの国が男子、女子、女子、男子の組合せに対し、なんと日本は女子、男子、男子、女子という順番で挑みました。残念ながら結果としては予選敗退となりましたが、世界に対抗すべくチャレンジする姿勢は正しく「JAPAN WAY」と呼べるものだと思います。 このように様々なスポーツで技術的、肉体的な向上だけでなく知恵を使う事で補えることがあります。 ただ合わせるのではなく、たぐい寄せる力をつける事が重要でそれがそれぞれの 「ORIGINAL WAY」 になる事だと改めて気づかされました。 かの偉人も言っています。 この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ危ぶめば道はなし 踏み出せばその一歩が道となり その一足が道となる 迷わずいけよ行けばわかるさ byアントニオ猪木 プエンテFCの道もチャレンジの先にあるはず!TRYに向けて頑張っていきましょ(^^) ※プエンテFCとは…明石と神戸を中心に、サッカーチーム(ジュニアユース)、サッカースクール(小学生~中学生)、運動教室(幼稚園~小学生)を運営。サッカーの技術や運動神経向上のために個別指導を大切にし、「子供達が自ら学びたい、親が学ばせたいNo.1の学びの場(習い事)」を目指しています! 前の記事へ 一覧へ 次の記事へ 関連の記事 コラム 2020.12.30 【橋本英郎のJ3総括】なぜ秋田が独走優勝を飾り、2位を巡る昇格争いが熾烈を極めたのか── コラム 2017.09.26 【現役の眼】元日本代表MF、橋本英郎が解き明かす「流行する3-4-2-1の狙いと効きめ」 コラム 2018.06.26 「ずば抜けたメンタル!」元日本代表、橋本英郎が紐解く“プロフェッショナル本田圭佑”の実像