コラム 2020.02.19 【コラム】サッカーとフットサルの違い③(小西コーチ) こんばんは!コーチの小西です。 私事ですが、怪我で2ヶ月程プレーしていませんでしたが、昨日ようやくチームの練習に復帰できました! いや〜長かった… けど、仲間とボールを蹴るのはやっぱり楽しいし、本当に幸せ!! そんな実感をしている今日この頃です。 さて、話が逸れましたが、前回の続きでサッカーとフットサルの違いについて書きたいと思います。 ※前回のコラムはこちら→ https://puentefc.com/column/soccer-futsal-2/ 大学時代に競技フットサルに出会い、フットサル日本代表の存在を知り、さらにFリーグ(日本フットサルリーグ)が設立されるという事も知りました。 フットサルを極めたくなった僕は、高校サッカー部メンバーで立ち上げたフットサルチームの練習だけでは物足りず、当時は関西リーグに所属していたマグフットサルクラブ(現Fリーグ所属のシュライカー大阪)のサテライトチームに入団しました。 そこで初めて専門的なフットサルの練習を体験しましたが、とにかく難しい! コートが狭くて相手のプレッシャーが速いので判断も速いし、複雑なサインプレー、フットサルの専門的な戦術あり、どこに動いたらいいかわからない…サッカーとフットサルって全然違う!と思いました。 そして、様々な戦術を知る中で「そもそも戦術の定義っ何??」と疑問を持ちました。 色々と聞いたり調べたりしているうちに、後に2012FIFAフットサルワールドカップで日本代表を初のベスト16に導いた元フットサル日本代表監督であるミゲル・ロドリゴの「戦術とは、スペースを作って、使って、埋める事」という言葉に出会いました。 自分の中で凄くしっくりきました。 この定義が、「ゴールから逆算して考える」という事と繋がったからです。 サッカーもフットサルもゴールを奪い合うスポーツです。 そこから逆算していくと… ゴールを奪うにはシュートを打つ必要がある ↓ フリーの(相手選手からマークされていない)状態でシュートした方がゴールの確率が上がる ↓ フリーでシュートするためにはスペースでボールをもらう必要がある ↓ 予めスペースを見つけておく必要がある ↓ シュートするスペースがなければ、スペースを作る必要がある ↓ そのための、戦術!! ある意味でパズルのように、ボールというピースをスペースに当てはめながら、ゴールに向かって進んでいく事が、戦術なんです。 恥ずかしながら、この戦術の原則原理を理解せずに幼少期からサッカーをしてきた僕は、フットサルに転向した際、どこに動いたらいいかわからず、「全然違うスポーツやん!」という感想を持ちました。 逆に幼い頃からそれを理解してプレーしてきた選手は、「サッカーもフットサルも同じ」と思うかもしれません。 それが、特に海外の選手。 なぜなら、サッカー→フットサルの順ではなく、フットサル→サッカーの順でプレーしてきたからです。 フットサルはサッカーよりピッチが狭くスペースが少ないので、このような戦術の原則原理を自然と学べますし、指導者もそのような指導をします。 日本でもフットサル→サッカーの流れを作りたいですし、フットサル自体がもっとメジャーになる事も夢見ています! まだまだお伝えしたい事は沢山あるのですが、長くなってしまったので、また次回!! ※プエンテFCとは…明石と神戸を中心に、サッカーチーム(ジュニアユース)、サッカースクール(小学生~中学生)、運動教室(幼稚園~小学生)を運営。サッカーの技術や運動神経向上のために個別指導を大切にし、「子供達が自ら学びたい、親が学ばせたいNo.1の学びの場(習い事)」を目指しています! 前の記事へ 一覧へ 次の記事へ 関連の記事 コラム 2020.01.06 2020年初蹴り! コラム 2019.09.16 ジュニアユースチーム監督の田原です! コラム 2020.02.19 訪問サッカー・運動教室