コラム 2019.05.02 体・身体・カラダ 代表の橋本です。 前回までは、心技体の、こころの部分、技術の部分を書きました。 今回は、残るカラダの部分。こちらについて書きます。 わたしが考えるカラダのポイントは、 ①子どもらしい柔軟性のある体づくり(基礎体力) ②自分が思い描く動きを体現する ③自分にあったフォーム作り の3つです。 1つ目は、「柔軟性のある体づくり」です。 例えば、体幹トレーニングという言葉は皆さんも聞いたことがあると思います。 最近ではスタンダードに唱えられてきていますが、やり方を間違えてしまうと柔軟性がなくがちがちで動きの硬い『子どもらしくない』選手になってしまいます。 もちろん体幹トレーニングで体幹を固める感覚を養うことは重要ですが、それと同じぐらい柔軟性を発揮できるということも大切だと思いますし、むしろ子どものうちはより柔軟性に重点を置いて、しっかりした形でトレーニングしていってもらいます。 また『子どもらしく』という事で、水泳など習い事をする上で、基礎体力をあげて欲しいと親としては思います。 プエンテFCでは、普段のトレーニングでサッカーだけではなく、走る・跳ぶ・投げる・倒れる・起き上がるなど基礎体力を向上させるトレーニングもしっかりと行っていきますので、ご安心下さい。 次に、わたしが必要だと思うカラダについてのポイントは、「自分が思い描く動きをストレートに表現できる事」です。 小学生、中学生の時にその点をクリアしておくと、カラダが大きくなるタイミング(成長期)で少しぎこちない部分が出てきても、脳に過去の自分のイメージがインプットされているので再び取り戻す事が出来ます。 最後のポイントは2番目のポイントとも繋がりますが、「自分に合ったフォームを作る事」です。 そのためには、自分の好きなプレーヤーの真似(キック、ステップなど)をすることから始めるのがオススメです。 トッププレーヤーの動きは無駄がなく完成されている動きになっているので、まずは真似をしてみて、そこからそれぞれ自分に合ったスタイルをつくりあげていってもらいたいです。 また、真似をする事は彼らが持つ技術や動きを盗む目を養うことにも繋がるので尚更オススメです。 以上で、当スクールで考えている 『心・技・体』 をお伝えしました。 皆さまのスクールの体験をお待ちしております。 橋本 英郎 前の記事へ 一覧へ 次の記事へ 関連の記事 コラム 2017.09.26 【現役の眼】元日本代表MF、橋本英郎が解き明かす「流行する3-4-2-1の狙いと効きめ」 コラム 2020.01.06 2020年初蹴り! コラム 2019.09.16 ジュニアユースチーム監督の田原です!